沖浦克治、アジアクラシック・パワーリフティング選手権大会で世界新記録を樹立
チームレスキューワックス創業者の沖浦克治氏が、2024年12月にウズベキスタンで開催された「2024アジアクラシック・パワーリフティング選手権大会」にて、70歳以上のマスターズ4部門でスクワット141kgを成功させ、見事世界新記録を樹立しました。
この偉業は、UZPF(ウズベキスタンパワーリフティング連盟)の公式Instagramアカウントでも大きな注目を集め、動画再生回数は現在までに560万回を超えています。また、ウズベキスタンのテレビ局でも特集が組まれるなど、現地メディアでも大きく報じられました。
さらに、ロシアの著名なウエイトリフターであるエゴール・クリモノフ氏(インスタグラムフォロワー20万人)も、自身のインスタグラムで沖浦氏の挑戦を取り上げ、「日本から来た78歳のリフターが141kgのスクワットで世界記録を樹立した。この偉業に大いに刺激を受けている」とコメントしています。
この度の記録達成に際し、多くの皆様から応援をいただき、心より感謝申し上げます。
帰国後の表敬訪問
沖浦氏は帰国後、自身が居住する長野県白馬村の丸山俊郎村長を訪問し、今回の成果について報告を行いました。村長からも祝福の言葉をいただき、地元からの支援に改めて感謝を表明しました。
沖浦克治氏のこれまでの戦歴
沖浦克治氏(1945年12月17日生まれ)は、日本を代表するパワーリフティング選手であり、国内外で数々の輝かしい成績を収めてきました。特にマスターズカテゴリーでの活躍が顕著で、現在も記録を更新し続けています。
国内大会での戦歴
- ジャパンオープン パワーリフティング選手権大会: 優勝1回
- ジャパンオープン マスターズベンチ選手権大会: 優勝1回
- ジャパンクラシックパワー マスターズ選手権大会: 優勝8回
- 全日本マスターズパワーリフティング選手権大会: 優勝6回
国際大会での戦歴
- 世界マスターズパワーリフティング選手権大会: 優勝5回(種目別を含む)
- ワールドクラシックマスターズ選手権大会: 総合優勝4回
- アジア マスターズ パワーリフティング選手権大会: 優勝3回(種目別を含む)
記録保持
沖浦氏は、以下のカテゴリーで世界記録・アジア記録を樹立しています:
- フルギヤ マスターズⅢ 74kg級アジア記録(ノーギヤで達成)
- スクワット: 202.5kg
- デッドリフト: 210kg
- クラシック マスターズⅣ 74kg級世界記録
- スクワット: 182.5kg
- トータル: 480.5kg
- クラシック マスターズⅣ 66kg級世界記録
- トータル: 425kg
※これらの記録は2020年5月1日時点のものです。
最近の活動
2023年10月8日、モンゴル・ウランバートルで開催された世界クラシック&エクイップマスターズパワーリフティング選手権大会に出場し、70歳以上のカテゴリーで6回目の優勝を果たしました。この偉業は現地メディアやパワーリフティング界でも大きな注目を集めました。
沖浦克治氏は、競技者としての活動に加え、トレーニングジムの経営や指導者としても活躍し、パワーリフティングの普及と後進の育成に尽力しています。また、「チームレスキューワックス」の創業者として、日々製品開発にも取り組み、ウィンタースポーツ分野での革新的な製品の提供を目指しています。 長年の経験と卓越した技術をもとに、今なお新たな記録に挑戦し続けています。