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白馬ヘリスキー|白馬乗鞍から標高2000mのバックカントリーへ

まずは動画でどうぞ
ヘリ搭乗から飛行、山の景色、帰り道までを2分ほどにまとめました。

今回は2025年4月24日に白馬で開催されているヘリツアーに出かけてきました。
このツアー会社は、チームレスキューワックスライダーでもある雪崩の専門家、森山健吾氏が取締役となって、ガイド、滑りの専門家、山の専門家たちが集まって作られたツアー会社です。

標高2000メートル、山々と雲海の雄大な景色を見ながらワックステスト兼撮影に行ってきました。

スーパー無双とバックカントリー

ポリエチレンコーティングスーパー無双はバックカントリーエリアにおいて、100%滑走を保証するものではありません。
特にこうした春のゆきや吸い付くような雪は水分や油のついた黄砂、PM2.5(これも油分)花粉などの汚れに加え、樹木の葉や木の実、枝から出る樹液などさまざまな要因があります。

スーパー無双のメリットは全ての雪質で高い滑走性を持っている点と、これらの汚れの付着が大幅に軽減される点が強みです。

従来のロウ(パラフィンの固形や液体タイプ)は汚れを吸い寄せるため滑走一本でかなりの汚れがつきます。
それに対してポリエチレンコーティングはお鍋のテフロンなどのように、表面に汚れがついても拭き取れば取れてしまいます。

さらに、バックカントリーで使う登坂用のシールへのワックス移りや汚れ写りがほぼ無いためシールの寿命が大幅に伸び、山岳エリアでの命綱、シールの接着性もとても良いです。

広範囲の雪温度、気温をサポート

ポリエチレンコーティングは、マイナス30度以下から雪温度が溶ける温度の雪温0度以上まで対応しています。
バックカントリーエリアでは日射が当たる南面と常時日陰の北斜面では雪質、雪温度、気温の全てが大きく変わります。
また、標高差での温度も代わりトップとボトムでの雪質の差も大きくなっています。
そうした雪質等が大きく変わるバーンでも安定して滑ることができることがスーパー無双ver2.0の特徴です。
もし汚れがついたら、別売の雪虎を塗るか軽いブラッシングで汚れは簡単に取ることができすぐに滑走性が上がります。

ポリエチレンコーティングの寿命は?

ポリエチレンコーティングは大きく分けて二つの塗り方があります。
①最高の滑走性の滑走面一体型、滑る滑走面を作る方法
②厚塗りやブラッシングのみで使用する方法
となります。基本的には①の仕上げ、画像のような状態にします。

ストラクチャー(溝)も出せますし極薄の皮膜とケバを取って寝かせた滑る滑走麺を作ります。

この状態で500キロ以上の耐久性を持っています。
※塗り方、滑り方、雪質で差が出ます。

また、②の場合はレンタルやスクールの先生方などゲレンデ内で最高滑走性能が不要なケースで使用されます。この場合は数年単位で保ってしまうことがあります。
実際、コーティングは滑走が少なければ2年後でもそのまま滑ることができます。

驚異的な耐久性

サポートライダーの白馬番亭の前田利政。元アルペンライダーで世界で戦っていた選手でもある彼が白馬のガイドで毎日のように滑る中で、ポリエチレンコーティングを施工したのはシーズン1回きり。
2台のスノーボードを仕事に合わせて使うが、たった一度の施工だけでワンシーズン使っている実績がある。

ライダー:前田利政

白馬ヘリバックカントリーアドベンチャー

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